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いまホットプレートクッキングはどうなっているのか

いまからおよそ30年ほど前だろうか。「家族する」という言葉が話題になったのをご存知だろうか。長年一緒に仕事をした畏友辻中俊樹氏が考えだした言葉だ。それ以前「家族」はあって当然のものだった。それが意識して「する」ものに、時代とともに変化したのだ。「家族する」という表現は、その間の機微を見事に言い表していた。

そして食事でいえば、当時大流行したのが、ホットプレートを使った焼肉であり、お好み焼きや焼きそば、冬場の鍋料理などだ。ホットプレートで焼肉をする際には、ダイニングルームとほかの部屋につながるドアを閉め、ニオイがほかの部屋に流れ込むのを防いだものだ。それでも1週間ぐらいは、外出から戻ると焼肉のニオイや、お好み焼きであればソースのニオイがこもっていて、閉口した人は多かったのではないか。ただ当時は、ニオイはきつくても、家族が集まって食事をする「集食」が価値観として上回っていたため、ホットプレートクッキングの頻度は高かった。

それが時代が進むとともに「ニオイ」が家庭から追放されるようになる。それはタバコのニオイが家庭の居間から消え、ベランダのホタル族がいなくなり、レンジフードの下からも追放されていったのと、軌を一つにしている。タバコはベランダで喫うと、ベランダ経由で隣に入っていくし、夏場窓を開けていると、レンジフードの煙が回り回って、子ども部屋に入っていったりする。こうしたかつては許されたことが、許されなくなったことは、ニオイに関しては非寛容な時代になってきたということだ。

雑貨売場の消臭剤では生活臭は消えない

それはドラッグストアやスーパーマーケットの消臭剤売場を見ても明らかだ。売場には消臭剤はいうまでもなく、最近流行のアルコール除菌消臭剤なども,所せましと並んでいる。消臭剤といえば、ずっと小林製薬とエステーがマーケットリーダーだったが、そこにP&Gの「ファブリーズ」と花王の「リセッシュ」が参入、市場は大きく広がった。小林製薬とエステーの両雄時代には、トイレ用や玄関用の芳香消臭剤が中心だったが、大手メーカーのエントリーによって、マーケットはリビングや寝室にまで広がった。
つまりP&Gの「ファブリーズ」のCMでいえば、新たに布用消臭剤というカテゴリーを創出、リビングのソファやカーテンはいうまでもなく、男性用スーツやスニーカー、ベッドのシーツにまで用途は拡大した。
ただわずか数百円の商品を、十数回スプレーするだけで、メーカーが主張するような消臭ができれば、経済的にもメリットは大きいが、冷静に考えればそれは不可能だ。もしそれができれば、魔法の液剤ということになる。

ココカラファイン吉祥寺南口店

 

 

 

 

 

 

「何も足さない」「何も引かない」次亜塩素酸「エヴァ水」
しかし、冒頭で触れたような焼肉屋お好み焼きなどの生活臭を消臭してくれる液剤がある。それは知名度が少しずつアップしている次亜塩素酸だ。同成分は気体では扱いが難しいため、液体化して次亜塩素酸水として使用するのが一般的。例えば私が販売に関係しているエヴァテック研究所の次亜塩素酸「エヴァ水」でいえば、超音波式加湿器に濃度50ppm=0,005%の「エヴァ水」を入れ、焼肉開始から2時間ほどエヴァ水を噴霧すれば、焼肉臭は消える。
次亜塩素酸臭の消臭メカニズムは、従来の芳香消臭剤とは全く違う。従来の消臭剤は、空気中の嫌なニオイをマスキングしたうえで、フレグランスでニオイを整えるのだ。これでは嫌なニオイを消臭しているわけではないので、悪臭をごまかしているだけに過ぎない。
それに対して、次亜塩素酸「エヴァ水」は、ミスト化した次亜塩素酸水が,嫌なニオイを取り囲んで分解し、最終的に水に戻す。つまりニオイそのものを99,9999%は消臭できるので、嫌なニオイを根本的に断つことができる。次亜塩素酸「エヴァ水」は、原水と次亜塩素酸ナトリウムを緩衝体を通して生成したもので、他の生成法でつくった次亜塩素酸水のように塩素も使っていないし、他の液剤を足したり、何かを引いたりしているわけではない。要するに次亜塩素酸「エヴァ水」は何も足さず、何も引かない非常にナチュラルな液剤だ。もちろん安心・安全性の高さには定評がある。
そういうことでいえば、家庭内の消臭もこれからはコストがかかることを認識しなければならない。従来型の置き型消臭剤やスプレータイプの消臭剤は、1日当たりにすれば20円あるいは30円しかかからなかった。その代わりに根本的な消臭はできなかった。それに対して、次亜塩素酸水による消臭は、嫌なニオイを根こそぎ取り去るため効果は絶大。ただカセットボンベ1本を使い切って完璧な消臭をすると600円前後かかる。つまり家庭内の空気を完全に消臭するためには、コストがかかる時代になってきたのだ。
ちなみにこの次亜塩素酸は、消臭効果だけではなく、除菌機能も高く、各種食中毒菌、ノロウイルスやインフルエンザウイルスの除菌にも効果を発揮する。