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リテールテイメントとは何か

英語表記は「Retailtainment」。Retail(小売業)とEntertainmentを合わせた造語。小売店が商品を販売するだけではなく、さまざまな「楽しさ」を提供しながら販売する小売形態。体験こそリアル店舗ならではの強みであり、最近はネット通販に対抗する販売手法として注目されつつある。

ここへきてネット通販だけではなく、リアル店舗の売場でも電子マネーやセルフレジなど新しいテクノロジーが導入され、小売業の近代化がもの凄いスピードで進んでいる。当然、これまで人と人とのつながりのなかで、買物していたお客さまにとって、新しいテクノロジーの導入が進めば進むほど疎外感は増す。

例えば最近はサービスカウンターを備えた食品スーパーが増えているが、そこで店舗スタッフに話しかけている高齢者の姿が目を引くようになった。これは対人コミュニケーションが減少している高齢者が、人間的なつながりをスーパーの従業員に求めている一つの表れともいえる。

小売業の販促でリテールテイメントの重要性が増しているのは、リアル、バーチャルをまじえて小売業の競合が深化するなかで、競合店(サービス)に対して品揃えだけで優位に立つのではなく、サービスや売り方の面でもお客さまに価値提供をしなければならないということである。